十三の「若菜」で駅そばの歴史を紐解こう~常に人々に寄り添ってきた実力は今なお健在

大阪の阪急沿線十三駅には有名な駅そばがあります。その名も阪急そば「若菜」さんです。こちらの駅そばは1967年に誕生しました。駅そばの存在は当時には画期的なことだったのでしょうね。多くの人に愛されて、時代とともに少しずつ形を変えて、今も十三駅の名物駅そばとして存在しています。

そんな十三駅の「若菜」さんをはじめ、阪急そばの歴史を知ることができる展示がありました。今と昔、十三駅はどんなふうに変わっていったのでしょう? そして、駅そばは庶民の暮らしにどのように寄り添って変化していったのでしょう? そんな駅そばの今と昔を見ていきましょう。

駅そばの歴史を見てみよう

展示していたのは、十三駅構内にある駅そば「若菜」さん。こちらの駅そばは主に阪急沿線にある「阪急そば」さんなのですが意外と歴史があるんです。こちらでは昔懐かしい駅そばの数々の写真の展示をしていました。さっそく見ていきましょう。

こちらの「若菜」さんは1967年に作られたんですね。随分と歴史がありますね。今は周りにいろんなお店がありますが、当時は駅そばだけだったんですね。駅でそばが食べられるっていうのが画期的だったのでしょうね。駅なかのそば屋さんとして、ずいぶん愛されていたのでしょうね。いろんな路線の接続駅であった十三駅だからこそ、きっと、待ち時間の合間に食べに来る人も多かったのでしょうね。今の「若菜」さんとはずいぶんと雰囲気の違った外観ですね。

十三にできた当時はかけそば・うどんは40円だったんですね。安い。お店は人があふれるばかりに混んでいます。入り口は扉なんてなかったんですね。電車が来たらすぐに乗れるようにという配慮なんでしょう。

その様子がこちら。すごいですね!この繁盛ぶりは。この時代、あまり電車の本数もなかったのでしょうか? でも、本数がなければないほど、乗客にはありがたいところだったのでしょうね。それにしても、器を置くカウンターすら足りなかったなんてびっくりです。

こちらはあちこちの阪急沿線にある「阪急そば」さんです。この当時、ほかの駅そばのお店も一杯40円や50円です。今は缶ジュース一本飲めないかも。

当時は女性が着物を着ていた時代なんですね。

周りの看板が時代を物語っていますね。こちらも懐かしいダイヤル電話が置いてありますよ。当時は電話がどこにあるかということが大事だったんでしょうね。

昔は「阪急」の「急」の字の横棒が突き抜けていたんですね。昔の写真はこんなことも語ってくれます。ようやくかけそば・かけうどんは50円になりました。

かけそば・かけうどんの値段は少し値上がりして60円。この時代、まだまだ学生のめがねが分厚いですね。駅そばの前にはお約束のダイヤル電話です。ちゃんと電話の看板もついていますよ。

カウンターの中から見た風景です。カウンターに食べに来たお客さんはこんな感じにみえていたんですね。キッチンの中は無機質でまさに食堂のキッチンといった感じです。昔はみんなこんな感じだったのでしょうね。

この時代はあまりメニューもなかったのかもしれませんね。「きつね」と「たぬき」があるようですが、「きつね」と「たぬき」は65円ですね。かけそばやかけうどんに比べて、15円も高くなっていたんですね。

1975年にはかけそばもうどんも80円まで値上げしたようですね。初めてお店が開いたころから10年ぐらいで金額は倍変わり、40円から80円までの値上げです。随分思い切った値上げですよね。

駅そばというと立ち食いそばだという印象が強くあったのですが、こちらの写真からはイスの足が見えるところから昔から座りながら食べられた駅そばもあったということなんですね。こんな古い写真からそんな様子がうかがえました。

1997年にはメニューのパネルができて、外からもわかりやすくなりました。

「若菜」さんは今は座って食べられるんですが、数年前に立ち食いスタイルから座って食べるスタイルに変わったんですね。知りませんでした。

十三駅とともに駅そばも新しく生まれ変わりました

さて、長い歴史を築いてきた「若菜」さんですが、今はこんなふうに新しく生まれ変わっています。

立ち食いそばから座って食べられるスタイルに変わりました。そして、扉が付きました。これで冷暖房がよく効きそうですね。扉はガラスなので、電車の到着は店内からチェックすることができます。

メニューのパネルも見やすくなって頼みやすくなりました。画像があるので外国人も簡単に注文することができそうです。長い歴史の間に随分と大きく変化を遂げましたね。

周りにお店もできてにぎやかになりました

昔は駅にぽつんとひとつだけあった駅そばでしたが、今は周りにはこんなにたくさんのお店が出店するようになりました。乗り継ぎの際の時間つぶしに、ちょっと家族にお土産をと買っていく人も多いのかもしれませんね。

こちらはみたらしだんごの「喜八洲総本舗」です。円柱形のお団子が珍しいんです。でも、たれがたくさんかかっておいしそうですよね。焦げ目が香ばしそうです。

大阪名物551の蓬莱の豚まんやアイスキャンディーもありました。

駅は昔と変わらず多くの人が利用しています。時代が変わっても変わらないものってあるんですね。

いかがでしたか? 十三駅の駅そば「若菜」さんですが、今でも関西では大人気です。ぜひ、皆さんも十三に立ち寄った際には電車の待ち時間に食べてみてくださいね。

大阪旅行に行ってみませんか?

高速バス

大阪着の高速バス
大阪発の高速バス

飛行機

大阪着の飛行機
大阪発の飛行機

ホテル・宿

ホテルの予約
The following two tabs change content below.
くーちゃん

くーちゃん

国内旅行を中心に気が付けば出かけてしまっています。田舎も都会も貪欲に見て回りたいと思っています。

関連記事